
- 三井塾さんがよさそうなのは、ホームページなどを見てよくわかりました。でも、実際のところどうやって授業を進めているんですか?
- 以下で、小・中・高クラスごとの授業の進め方について紹介させていただきます
全学年・クラスに共通していること
その前に、お子さまがどの学年であっても、よく聞かれるご質問が以下の3つです。
- 授業は、どういう感じでやってるんですか?
- 自習塾なんですか?
- 公文的な塾なんですか?
これらについて、先にお答えさせていただきます。
授業は、どういう感じでやってるんですか?

当塾では、学年ごとに授業曜日や時間を区切っていません。
中学生と小学生の時間帯を、分けているだけです。
そして、各自がそれぞれの課題にもとづいて学習を進め、わからないところがあれば講師が1対1で対応しています。
このようにお伝えすると、保護者さまはつぎのようなご不安をお持ちになられるようです。
「新しい単元のとき、教えてもらわないでどうやって進めるんですか?自分だけで、新しい単元を予習して理解できたり、身につくものですか?」
ご安心ください。
当塾で使用している教材が、一人でも進められる構成になっております。
極端な言い方をすれば「読めばわかる」というくらい、お子さまが一人でも学習できる教材を使用しております。
それでもわからないときには、講師がサポートさせていただいております。
実際のところ、夏休みに入る前の時点で、その学年の教材がすべて終わっている生徒が何人もいます。
もちろん、講師の採点をクリアしたうえでです。
しかし、この生徒たちは講師にさんざん教えてもらったうえで解き終えたわけではありません。
楽しくって、自分でどんどん学習を進めた結果、夏休み前に解き終えているんです。
これは、とても大切なことです。
お子さまの学力に合わせた、最適なスモールステップの教材を用いれば、本来、子どもたちは一人で学習を進める力があるということです。
過去の積み残しがある場合

学習が進められない生徒の多くは、新しい単元が理解できていないのではありません。
過去の単元での“積み残し”があったり、これまで読解力が十分でなかったために、書いてあることが理解できないまま現在に至ったことが原因です。
講師のほうでその事実を把握した場合には、積み残した単元に戻って学習する場合もございます。
いずれにしても、積み残しをなくすことは学力向上においてとても大切だと考えております。
また、読解力の向上を目的として、当塾では「速読講座」も行っております。
先取りできるほど成績がよい

当塾では、ただ闇雲に先取り学習をしているわけではございません。
授業は先取り学習をしていても、宿題は今の学年の復習をしていたりもします。
ただ、先取りできている生徒ほど、やはり学校の成績などもよい傾向があります。
そのような観点から、中学生は数学を先取りするよう勧めております。
数学は、問題によって数字が違っているだけということがよくあります。
そのため、一回やり方を覚えてしまえば、どんどん先取り学習が進められます(証明問題などは除く)。
先取りが進めば、他の苦手教科の勉強にその分の時間を割くことも可能になります。
自習塾なんですか?

生徒が自分で学習を進めているとお伝えすると、当塾を「自習塾」だと勘違いなさる保護者さまもおられます。
私どもといたしましても、究極の学習は「自習」だと思っております。
講師がいなくても、自分で学習が進められて理解できることが理想です。
しかし効果的な自習をするためには、お子さま自身が明確な目標を持ち、それに基づいた学習計画を立て、適切に学習が進められる教材を使って、集中力やモチベーションを維持し、学習を継続できる必要があります。
逆に、それらの力がまだ十分に備わっていない段階で自習を行うことで、本当に必要な学習でなかったり、積み残したまま学習を進めてしまうということが、現実的に起こっています。
そこで当塾では、お子さまの学力に合わせた「個別学習計画表」を作成し、それに基づく学習を進めてもらっています。
そして、スモールステップの教材を使用し、講師が理解度を正確に把握し、ときには質問対応し、かつ集中力・モチベーションが維持できるカリキュラムおよび学習環境を提供しております。
これは、自習塾にはできないことだと考えております。
社会で活躍できるスキルの習得を見据えて

個別学習計画表
私どもは、生徒たちが本当の意味で「自習」できるようになるための練習として当塾があると考えております。
そして、大学生になったときに、一人でも学習ができるようになるために「勉強のやり方」をお伝えしています。
学習計画の立案、進捗・理解の把握、モチベーションの維持・管理などを、ゆくゆくは自分でできるようになることをめざして、指導させていただいております。
なぜなら、そのようなスキルが、必ず社会に出たときの仕事においても活きると考えているからです。
公文的な塾なんですか?

「先取り学習」と聞くと、公文式のような学習形態およびカリキュラムの塾だと思われる保護者さまもいらっしゃいます。
たしかに「先取り学習」という面だけを見れば、公文式と同じように思えるかもしれません。
しかし当塾では、先取りしながらも、今の学年の復習も行なっています。
そのように、当塾では学校のテストや入試対策にもフレキシブルに対応することが可能です。
また、当塾では生徒ひとりひとりに合わせた「個別学習計画表」を作成しております。
つまり、生徒ごとにカリキュラムが異なります。
そして、生徒の学力に合わせて教材もフレキシブルに選定しております。
公文式にかぎらず大手塾などは、塾内で提供している教材しか使えません。
ですが当塾には、それがありません。
そのため、生徒に合わせて最適な教材を提供でき、着実な学力向上や先取り学習または復習が可能となっております。
以上が、全学年・クラスにおいて共通するご質問に対する回答になります。
ここからは、各クラスの授業の進め方をお伝えいたします。
小学生クラス(50分/日)

小学生クラスは、ジュニアコース・受験対策マンツーマンコース・受験対策少人数コース(GRIT)がございます。
こちらでは、もっとも代表的な「ジュニアコース」の授業について紹介させてください。
1.着席
決められた座席に着席してもらいます。
2.宿題の提出

宿題(国語・算数)を講師に提出し、それを講師が丸つけ(採点)をします。
宿題のおもな目的は「現状把握」です。
前回の授業内容を、どのくらい理解できているかの確認をしています。
多くのケースにおいて、宿題を提出する日は別の科目の授業日になります。
そのため、宿題の間違いが少なくて時間的に余裕のある生徒はその日のうちに直してもらいますが、間違いが多い生徒の場合は次回以降の授業で行います。
また、授業内容は講師が宿題の出来(理解度)に応じて決めております。
宿題の問題をもう一度解いてもらう場合もありますし、先に進む場合もあります。
3.基礎学力の養成

座席にタブレットが置いてありますので、10分間アプリで基礎学力の問題を解いてもらいます。
国語の授業日は漢字の読み書き(タッチペンで文字を書くことができます)、算数の授業日には計算問題を行います。
なお、理科・社会の授業日は、アプリを使わずすぐに授業に入ります。
4.授業

残りの時間(約40分)は、プリント形式の教材で個別学習をしてもらいます。
当塾の小学生クラス(ジュニア)の教材の大きな特徴は、以下の2つです。
- ひとつは、スモールステップの教材であること
- もうひとつは、自分で考えさせる問題が多いこと
すでにお気づきのとおり、本教材は新学習指導要領に基づき「思考力」・「判断力」・「表現力」を身につけることを目的としています。
例えば算数であれば、2人の子どもの会話が描写されており「どちらの子の考え方が正しいと思いますか?」、また「もうひとりの子の考え方は、なぜ間違っていると思いますか?」といった問題があります。
ちなみに、こういった問題を解くのが苦手なお子さんでもちゃんと対応できるように作られているんですね。
どういうことかと言うと、先のような文章題などは“解き方”が薄い字で記述されていて、それをなぞるところからはじめます。
解き方を読んだり、頭の中だけで考えるのではなく実際に読み・書き・考えながら解き方を覚えることができます。
また「図形問題」などは、着眼点が解説されています。
例えば、正方形の中にある図形の面積を求めるような問題は、解き方のプロセスを細かく解説しています。
さらには、文章題も図形問題も単元の最初はプロセスが細かく解説されていますが、単元を進めるにつれてだんだんと解説がカットされていき、最終的には何も解説がなくなります。
こうしたスモールステップを経て、解説に頼らずに解けるようになります。
つまずきを早期発見、早期解決

スモールステップは、講師も生徒の理解度が把握しやすいという利点もあります。
そのため、仮につまずきがあっても早期に対処することができます。
講師は、教室全体を見渡しながら手が止まっている生徒がいないかをつねにチェックしております。
そして、手が止まっている生徒に関しては“どこで手が止まっているのか?”を把握し、必要に応じて「何かわからないところある?」と声かけする場合もあります。
しかし、自分で考え正解できることがもっとも学力の定着につながることから、講師はなるべく見守るよう心がけております。
ちなみに小学生の場合、手が止まっている多くはわからないというより「めんどくさい」や「疲れた」といった理由だったりします(笑)。
終了前に、その日の学習内容に関連した宿題を提示します。
5.ファイルに記入

毎授業の最後に、ファイル(上記画像)を書いてもらっています。
これによって、講師が生徒についてや生徒の考えを深く理解することができます。
そしてその結果、ひとりひとりに合わせたよりよい指導法を見出しております。
このとき、どんな内容でも書けていることを褒めるようにしています(そのうえで、よりよい内容が書けるようアドバイスをすることもあります)。
ファイルを書かないかぎり帰れないので、子どもたちも何としてでも書くべき内容を絞り出すんですね。
実は、このように自分で考えて書くことで主体性が育まれています。
そして、ファイルを書き上げることで褒められ、自信になり、前向きになり、より主体的になっています。
中学生クラス(25分 x 4/日)

基本的には、現在、学校で習っている内容を勉強してもらっています。
後述もしていますが、やはり学習の“積み残し”があると、現在習っている内容を十分に理解することが難しくなります。
ですが、成績が伸び悩んでいるお子さまは、今、学校の授業がわからなくてイヤになっているはずです。
それは、勉強へのモチベーションおよびテスト結果にも影響をおよぼします。
積み残しがあれば、根本的に理解できないことは私どもも承知しております。
しかし、当塾としましてはお子さまのモチベーションを優先することにいたしました。
そこで、学校がある時期には学校の進度に沿った授業を行っております。
そして、夏期講習などの時期に、復習(積み残しの解消)をまとめて行っております。
また、テスト前などは、テスト範囲の勉強を優先せざるを得なくなります。
ですが、テストが終わってしばらくは答案の返却などで授業が進みません。
そこで、この時期にも復習を行っております。
ちなみにこのとき、積み残しのない生徒はどんどん先取り学習を進めています。
1.着席
決められた座席に着席した後、前回の授業で提示した宿題を提出してもらいます。
※ちなみに宿題は、簡単な計算問題が主で15分程度で終わるくらいの分量です
2.学習計画表に基づいて、個別学習(25分学習 + 5分休憩を4サイクル)

当塾は、全生徒統一のカリキュラムはございません。
つまり、一斉授業は行なっておりません。
その代わり、当塾では生徒ひとりひとりに合わせた個別学習計画表を作成し、それに基づいて個別学習を進めてもらっています。
なお、学習計画には前回の授業で学んだ内容の復習も含まれています。
また、使用している教材はステップを細かく作っており、ひとつステップを解き終わるたびに、そのつど講師に提出が義務づけられています。
チェックする機会が多いことで、講師は生徒が正しく理解できているか?を正確に把握することができます。
各ステップを確実にクリアしたうえで、つぎのステップに進んでもらっています。
そのため、もし講師の採点チェックで不正解があった場合には、必要に応じてアドバイスや解説を行ない再チャレンジしてもらいます。
適切なタイミングでアドバイスや解説を行なうことができるのが、ステップを細かく作成している利点です。
これらによって、学習の積み残しを未然に防ぎ、学んだことを確実に理解することが可能です。
また生徒としても、何度も講師にチェックされるため気を抜けず、集中した学習が進みます。
集中力が増す「ポモドーロテクニック」

中学生クラスの特徴のひとつに「授業サイクル」があります。
中学校の授業のように1コマ50分ではなく「25分間勉強 + 5分間休憩」を4サイクル(合計100分)行なっています。
これは「ポモドーロテクニック」と呼ばれる方法で、25分間の勉強と5分間の休憩を1サイクルにすることで、集中力を維持しながら学習の生産性を高めることができます。
実は、ポモドーロテクニックは、もともと当塾でのテスト前に実施する缶詰講座(6時間)で行っていました。
名前のとおり、6時間教室に“缶詰め状態”で勉強しつづけるため、集中を切らさない工夫が必要だったんんです。
そこで、ポモドーロテクニックを導入したところ、それまでよりも長時間講座にも関わらず、生徒たちは集中を切らさずに勉強しつづけるようになりました。
そこで、通常授業でもポモドーロテクニックを取り入れることにしたんです。
計算の途中でも休憩したほうがいい

従来の通常授業は、1日あたり「50分間の授業 + 10分間の休憩」を2サイクル行っていました(合計100分)。
しかしそれだと、休憩時にいったん脳がオフモードになってしまって、また集中し直さないといけない印象がありました。
そこでポモドーロテクニックを取り入れ、現在は、たとえ計算問題の途中であっても25分経ったら休憩時間としています。
このとき「キリのいいところまでやりたいです」と言う生徒もいますが、実際は中途半端な状態で休憩したほうが、その後の再開がさらにスムーズになります。
これは「ツァイガルニク効果」と呼ばれる心理現象です。
人は、完了した事柄よりも未完了・中断された事柄のほうが印象に残りやすく、脳に強い意識が向くため、好奇心やモチベーションが持続しやすくなります。
計算途中であっても、休憩させているのはこのためです。
時計に頼らない、時間感覚を身につける

また、私どもは時間感覚を養うことも大切に考えております。
時計に頼らず、時間感覚を身につけることは入試などでのペース配分にも効果的だと考えております。
例えば、入試は50分ですので25分間が体感として身につけば、入試で折り返しのタイミングをつかむことができます。
また、時計を見ると、人は集中力が切れてしまいます。
というか、時計(時間)が気になった時点で、すでに集中が切れてしまっていて、内心「早く終わらないかな…」と思っている傾向があります。
そのような、イヤイヤやる勉強では、学んだことは身につきません。
その観点から申し上げますと、時計をしてくる生徒はは成績が伸びづらい傾向があります。
そのため、当塾では時計は置いてあるものの、生徒からは見えない位置にあります。
そして、時間の経過はチャイム音で知らせています。
以上の説明を保護者会などでもお伝えし、時計をしてこないようお願いをしております。
ちなみに、スマホを持ってくる生徒もいますが、その場合は、授業終了まで机に出さない、スマホを見ないようにしてもらっています。
授業進度より理解度を重視する理由

(本音を言えば)学校の進度も考えますと、どんどんカリキュラムをこなさなければいけないと考えることもございます。
ですが、学校の進度を気にしてムリにカリキュラムを進めても、つまずきがあれば先の単元でも間違いつづけることになります。
そして、学校のテストや入試では再チャレンジはありません。
だからこそ、1回で着実に正解できる学力を身につけることが大切だと考えております。
私たちの長年の観察では、しっかりとひとつひとつの問題を着実に理解し、正解できることをめざすほうが結果的に点数・成績は伸びる傾向がございます。
そして、学校の単元にも追いつくこともできます。
また、確認テストは決して難しい出題はありません。
にも関わらず、不正解になるということは明確なつまずきです。
そのため、着実につまずきをクリアにしなければいけません。
当塾は、厳しいです

ちなみに、体験授業後に生徒が感想として保護者の方に「先生、優しかった」と言うと「厳しくしてください」と要望されることがございます。
そして、このときの“厳しくしてください”は「叱ってください」とほぼ同意であることがほとんどです。
ですが、当塾はやみくもに生徒を叱ることはございません。
しかしながら、授業では上記のようにできるまで先には進めませんし、できるまでやりつづけなければいけない塾です。
そういう面では、厳しい塾だと思っております。
また、当塾は集団塾や他の個別指導塾に比べて圧倒的に解いている問題の量が多いです(授業時間のほとんどが問題を解いています)。
この点においても、講義がほとんどなくずっと問題を解きつづけるほうがお子さまにとっては、他塾さんより厳しいと言えます。
当塾と他塾の違いにつきまして

ちなみに、集団形式の学習塾は形態が学校と似ているため、授業のほとんどが講義に充てられます。
そして、授業で問題を解く量が少ない分、問題を解くのは家庭学習に任されます。
また、個別指導塾は講義+わからないところを教わる学習形態です。
さらには、1対1の個別指導は集団塾と似ている(講義が長い)傾向があり、1対2などの個別指導では、わからないところを教わる(家庭教師に似ている)傾向があります。
わからないところだけを教わるのは、どちらかと言うと成績上位のお子さま向きの学習形態だと私たちは考えております。
それに対し「自分がどこからわかっていないのか把握できていない」、「何がわからないのかがわからない」といったお子さまには、問題を解きつづける学習形態が望ましいと考えます。
なぜなら、問題をたくさん解いたほうが「何がわからないのか?」がお子さまも講師も認識がしやすいからです。
私どもは、生徒に「できない・わからない所」を認識させてあげることも講師の大きな役割であると考えております。
真剣に勉強に取り組むようになります

授業では、わからないところをなくした状態で終わるようにしています。
ですが、実際は「わかったつもり」や「忘れてしまう」ことも多々ございます。
そのため、解けなかった問題は、正解するまで何度でもやり直すことになります。
「わかる」と「できる」は違います。
そのため、私たち講師は口酸っぱく「翌日には半分以上は忘れるよ、だから何回も解くことが大切だよ」と伝えるようにしています。
必ず忘れるわけではありませんが、学んだことをちゃんと身につけるためには忘れることを前提で、くり返し問題を解くことが大切だと考えております。
どの生徒も、ずっと同じ問題ばかりやりたくないはずです。
そのためにも、毎回の授業を真剣に、集中して取り組むことが大切になります。
そこで、先述した「個別学習計画表」や「ポモドーロテクニック」、「ツァイガルニク効果」などを活用して、生徒が学んだことを着実に習得できる最適な学習環境を提供しております。
「質問の仕方」も学べる

学習で使用する教材には解説が書かれていますので、解説を読んで理解した後は、問題を解いてもらいます。
その際、解説を読んでわからない部分があれば、講師に質問するよう伝えています。
ちなみに、このときの質問の仕方も大切だと考えています。
「ここまではわかったけれど、ここからがわからない」といった質問をしてもらうようにしているんですね。
それに対して、ただ「わかりません」と言われても即答しません。
どこまでわかっているのか?を伝えないと、手伝わないようにしています。
なぜなら、生徒自身に「できない・わからない所」を認識させてあげることが学力向上において大切だと考えているからです。
着実に理解するために

解説は読んだけれど理解できていないケースには「今、読んだところ先生に説明してみて」と聞くこともあります。
そして、説明ができなければもう一度読んで、その後に説明し直してもらうこともあります。
誤解を恐れず申し上げますと、とりわけ転塾してきた生徒は受け身の勉強に慣れてしまっていることが多いように感じております。
そのため「先生が説明してくれるもの」だと思っているんですね。
しかし当塾は、生徒に自分で考え、正解できる力を身につけてもらいたいので、上記の方法で生徒が主体的に学習を進められる学習環境を提供しています。
また「主体性を育む」ことは、新学習指導要領における大きなテーマのひとつでもあります。
そのため、主体性を引き出す一環として、学んだことを説明してもらうことがあります。
ちなみに、読解が苦手な生徒もいますので、その場合には映像教材などを用いてヴィジュアル(視覚的)で理解を促す場合もございます。
丸つけも自分で

中学生以降は、丸つけ(採点)も生徒自身がやります。
このとき、当塾オリジナルの「正直丸つけ」という方法を行なっています。
例えば、講師に質問して正解できた問題は丸の色を変えたり印をつけます。
その問題は、後で解き直しをして自分で正解できることをめざします。
それから、見開き1ページの問題を解くごとに採点するようにしています。
見開き1ページごとに採点するのは、正直、めんどくさいものなんですね。
そのため、4,5ページ解いてから採点したいのが生徒の本音だと思います。
しかし「どのように解答したのか?」は、解答したそばからすぐに忘れて行ってしまいます。
また、数ページ解いてから採点すると、どの問題を講師に質問したのか?も忘れてしまいます。
学力の定着および、できる・できない箇所の把握のためには、めんどうでも1ページごとの採点が大切だと考えています。
そして、その日の最後に自分でお家でやってくる宿題を決めて授業は終了です。
高校生クラス(3時間/日)

高校生は、コマでの時間割がありません。
チャイムも鳴りません(4Fが、高校生専用の教室になっています)し、休憩時間も自分のタイミングで取ってもらっています。
ただし、勉強時間および曜日は入塾時に決めてもらっています(例:火曜日の19時〜21時)。
1日3時間まで勉強できますが、3年生でなければ2時間/日の生徒が多いです。
ですが、テスト2週間前からはオプションで授業を増やすことができるので、それで受講回数や時間が長くなるケースもございます。
授業

授業内容は、学校の課題(学校で提示されている英語や数学の問題集など)をやる生徒もいれば、学校の教材(学校の教科書や問題集)を使って、進度に合わせた授業を行う生徒もいます。
いずれにしても、解説を読んでどんどん問題を解いてもらっています。
中学生までは、解説を読んで理解できなければ講師に質問しなさいと伝えていますが、高校生になれば主体的に学習できる年齢でもありますので、そこまで細かく指示はしません。
また、理解できているかどうかは問題を解けばわかります。
そうして、問題をどんどん解くことで「できている・できていない」を仕分けしていきます。
ノートに問題を解いて採点し、テキストに○xをつけ、xの問題を解き直すということを反復します。
授業の後半には、問題を解いていてわからないところなどの質問に講師が答える時間を設けております。
学年ごとに学習目的が異なります

1年生の時点では、推薦入試か一般受験を決められないので、まずは学校の成績が取れることを目的に授業を行なっています。
2年生の夏ぐらいからは、受験勉強をスタートします。
受験勉強は、市販の参考書の中から問題をピックアップし、やり方(問題集の使い方)を伝えたうえで、自分で学習を進めてもらいます。
また、英語などは問題の音源を聴いて、それを音読するだけで問題は解かなくてもいいといったアドバイスをすることもあります。
いずれのケースも、生徒の学力や現状の課題、志望校などの状況を踏まえております。
2年生の時点でも、まだ推薦 or 一般を決められないので受験勉強と学校の授業の勉強を同時に進めなければいけません(3年生の夏ぐらいまでに決まります)。
ですので、2年生が一番大変かもしれませんね。
(ただし、1,2年生の時点で成績が芳しくなく推薦入試が無理であれば、一般受験するしかないので方向性は定まっています)
高校生は、毎回面談を行なっています

3年生は「通い放題コース」のみになりますので、基本、毎日塾に通ってもらっています。
受験勉強に関して「何を使ってどうやるべきか?」は、講師が伝えておりますが勉強する科目や内容は生徒本人に決めてもらっています。
また、高校生は塾に来るたびに面談をして進捗を確認しています。
「今日は、どんな勉強をやったのか?」、「学校の様子はどうか?」など、雑談をしながら学習の習熟度を把握しております。
高校生になると、生徒自身が「自分が何ができて、何ができていないか?」をきちんと把握できるようになっています。
わからないところは遠慮なく講師に伝えてくれますし、採点も自分でしているので習熟度の把握ができています。
ですので、できるかぎり自立的に勉強を進めてもらうようにしています。
なお、自分一人での勉強が不安な生徒は2F(中学生フロア)で勉強してもらっています。
このとき、解いている姿を見れば、講師は習熟度がわかります。
ちなみに、高校1,2年生は部活などもあり家で勉強する時間が取れない傾向があります。
そこで、2F(中学生フロア)で勉強している生徒は、無理のない量の宿題を講師が提示しております。
それに対して、4Fの生徒は「今月は、授業も含めてここまで終わらせよう」といった感じで、教材の到達点およびページを決めています。
そして、それに間に合うように塾と家で取り組んでもらうようにしています。
