中央区内の公立小学校に通っていて、中学からは私立に進学を希望されておられる方からこんなお悩みのご相談をいただくことがあります。
- (ウチのコは)学校の宿題や提出物をよく忘れちゃう…、このまま公立中に行くと内申点は取れないんじゃないか?勉強はあんまり好きじゃないようだし、行ける高校があるのか今から心配…
- ウチのコは、中学受験したほうがいいんじゃないか?私立のほうが、手厚く中高6年間で見てもらえそうだし…
- 近くに中学受験専門のいい塾ないかしら?でも、うちの子は個性が強いから集団塾はムリそうだしな…
- 集団塾が合わなくて、転塾を考えている…
- もうすぐ5年生になるウチのコは、もう中学受験はムリだよな… etc
もし、これをご覧のあなたが現在、中央区内にお住まいで私立中学受験を考えておられるなら、3分ほどお時間を取っていただいてこれからお伝えすることをご覧になってみてください。
こちらの記事は、日本橋浜町にある学習塾塾長が自身の経験をもとに、私立中学受験のためのお役立ち情報として執筆いたしました。
ご覧いただくだけでも、志望校合格のヒントをつかんでいただけるはずです。
息子の中学受験のこと(塾長の実体験)
実は、私にも息子がおります。
そして、息子は小学生のときに中学受験をして男子校に進学いたしました。
子どもの特性を考えて、私が男子校を勧めたんですね。
その結果、勉強はあまり好きではありませんでしたが合格することができ、そちらに進学できたおかげで息子は最適に自己肯定感を育むことができたと思います。
「たら・れば」ですが、男女共学の公立中に進学していたら、息子は自身の個性を埋もれさせてしまい、現在のような自己肯定感は育まれなかったのではないかと親としては思います。
ただ、決して公立中学がダメだというわけではございません。
息子の場合は、私立中学のほうが合っていたのだと思います。
なぜなら、息子は提出物をきちんと出さないところがありまして(苦笑)、進学した学校でも中1からまともに提出しなかったんです。
もちろん、面談などで何度も注意もされました。
しかし、ありがたいことに(!?)提出物が成績に色濃く反映されることはありませんでした。
私の知るかぎり、私立の学校のほうが公立の学校に比べるとペーパーテストの点数が成績に反映される比重が多いと思います。
点数はよくても成績は低いことも
それに対して、とりわけ中央区の公立中は提出物が成績評価に占めるウエイトが大きいんですね。
これは、中央区内の中学はどこの学校もその傾向があります。
しかも、ただ提出すればいいというわけではありません。
例えば、ワークの丸つけはきちんと問題ごとに丸つけをしなければいけません。
きちんと身につくような学び方をしているか?がチェックされているんですね。
これは、どちらかというと男の子にとっては厳しいシステムだと感じます。
私の観察では、男の子のほうが女の子よりも丸つけなど細かな作業が苦手な傾向があるんです。
また、男の子のほうが気持ちが顔にも態度にも出やすいため先生に好かれないことも少なくありません。
その結果、テストの点数では男子生徒のほうが高くても、提出物の評価も加味した成績は女子生徒のほうが高い場合もあります。
こうした状況を私は知っておりましたので、息子には息子に合った私立中学に進学させてやりたいと思いました。
三井塾だけで受験する方は、何人ぐらいいますか?
では、ここからは当塾について少しお話させてください。
当塾についてご説明いたしますが、お子さまの私立中学受験に役立つ情報をお伝えいたします。
日本橋浜町にあります当塾「三井塾」では、私立中学受験を希望されるお子さまの受験対策指導も行なっております。
そこで、中学受験を考えておられる親御さんから、体験授業(はじめての方が受講できる)の前後でよく聞かれることがあります。
それは「三井塾だけで中学受験する方は、何人ぐらいいますか?」というご質問です。
その答えとしては(手前味噌ですが)、毎年、当塾で中学受験をする生徒のほぼ全員が、当塾のみで学び合格を果たしております。
また、当塾に通うにつれて中学受験を志望するようになるお子さまも少なくありません。
もともとは受験するつもりはなかったものの、勉強がわかるようになるとお子さま自身が「受験してみたい」という気持ちに変わってくるんですね。
ご存知のとおり、この地域(中央区日本橋)では私立中学に進学するお子さまがたくさんいらっしゃいます。
そのため、今までは(学力的に)自信がなくて受験を考えていなかったけど、勉強ができるようになってきたし、お友だちも受験するので、自分も挑戦したいという気持ちが強くなることはよくあります。
ちなみに、これまでの当塾の生徒の私立中学の進学実績が以下になります。
共立女子中学、芝浦工業大学附属中学、東洋大学京北中学、安田学園中学、東海大学付属浦安高校中等部、日本大学豊山中学、中村中学、京華中学、城西大学附属城西中学、桐光学園中学、麹町学園女子中学、駒込中学、郁文館中学、千代田国際中学、目黒学院中学 (2023年4月現在)
今からではもうムリですよね?
保護者さまの間では、中学受験に向けて勉強を開始する時期は「小学3年生の2月」だと広く認識されているようです。
しかしこれは、必ずしも正確ではありません。
ではなぜ、小学3年生の2月が中学受験の開始時期だと考えられているのか?と言うと、これは多くの中学受験専門塾の新年度(新4年生)のスタート時期がこの時期だからです。
ですが、中学受験を希望されていて当塾にご相談くださる方のほとんどがこの時期を過ぎてからご連絡なさっています。
保護者さま「間もなく5年生になるんですけど、もうムリですよね?」
私「いいえ、全然、間に合います」
ちなみに中学受験専門塾の場合、小学3年生の2月を過ぎていたら入塾テストを受けて高得点でなければ入塾も難しいのだと思います。
そういったこともあって、今からでも間に合う塾を探して当塾にご相談くださるケースもあると思います。
なぜ、三井塾なら間に合うのか?
よほどの超有名中学や難関中学をめざしているのでなければ、一般的な学習開始時期を過ぎても志望校合格することは可能です。
その理由のひとつは、お子さまの年齢です。
誤解を怖れず申し上げます。
小学3年生の2月はお子さまがまだまだ幼くて、その時期から学習を開始したとしても多くのお子さまが受験勉強の内容を十分に消化できてないことが考えられます。
また、その年齢では受験に対して親御さんのご意向が強く働いているケースも少なくありません。
その結果、親御さんに言われてイヤイヤ勉強しているケースも少なくないんです。
どの年齢のお子さまにも共通しますが、やらされている勉強ではなかなか学んだことが身につきません。
つまり、お子さまご自身が志望校に合格したいという気持ちで、本気で勉強することが必要になります。
それらを踏まえますと、自我が芽生えてきている5年生ごろから学習を開始しても十分に巻き返すことができます。
なぜなら、自分が行きたい学校を見つけたうえで勉強を開始したほうが、がんばって勉強するからです。
すでに、お父さん・お母さんはご経験しておられるように、この年代の1年の違いは心身ともに大きな変化をもたらします。
ですので、より考え方や行動が大人に近づいたタイミングで受験勉強をはじめても、十分に間に合わせることは可能です。
生徒に合わせた受験カリキュラム
中学受験を希望されていて当塾に入塾される方は、その時点でおおよそ志望校が決まっていることがほとんどです。
明確に「◯◯中学」と決まっていなくても「だいだいこの辺りの学力の学校を受けます」や通う地域で志望校を決めておられる方が多いんですね。
ちなみに、志望校が決まっていない場合も、ある程度、指導をさせていただくなかでお子さまの特性を見極め「この辺の学校がいいですよ」とアドバイスすることもございます。
また、親御さんから「本人は、共学がいいと言っています」と言われた場合も、お子さまの特性から「男子校(女子校)が合ってますよ」といったことをお伝えするケースも過去にはございました。
いずれにしましても、志望校が決まればその学校に特化した対策を行うのでムダがありません。
当塾の受験対策指導と他塾さんとの違い
とりわけ、集団塾の授業では全員に必要な授業をやらざるを得ないという側面があります。
私(塾長)が、三井塾をはじめる以前は大手集団塾での指導していた経験があり、そう感じてまいりました。
すると、生徒ひとりひとりを個別に見ることが難しく、そのため親御さんの出番が多くなる傾向があります。
お子さまの学習のスケジュール管理、宿題をやらせるタイミング、テストの管理、プリントの整理など…。
中には、テキストをくり返すやるためにコピー機を買われる親御さんもいらっしゃるくらいです。
しかし当塾では、親御さんには「勉強に関しては、塾に丸投げしてください」とお願いしております。
なぜなら、そのほうが合格率が高まるからです(後で、もう少しお伝えさせていただきます)。
6年間の内容を先取りすることから
受験勉強では、例えば算数であれば「つるかめ算」や「旅人算」のような“受験算数”を、小学3年生の2月から学びはじめるのが一般的です。
しかしそれに対して、三井塾では小学校6年間の内容を先取り学習することからはじめております。
実は、受験算数からはじめるとハードルが高過ぎて挫折することがあるんですね。
けれど、教科書の内容だったらそこまでレベルも高くありません。
しかも、教科書の内容から学べば学校の授業がわかるようになるので自信もつき、勉強に対して前向きに取り組むようにもなります。
その後に、受験算数を勉強していくほうが、実はスムーズな学習プロセスであると私は考えております。
ですので、他の科目についても同様の取り組み方を行なっております。
ただ、それが可能なのは、当塾が個別指導でお子さまに合わせたムリ・ムダのない志望校対策をしているからです。
当塾なら、たとえ受験勉強のスタートが他のお子さまより遅くとも焦る必要はありません。
個人塾だからこそできる受験対策
さらに付け加えさせていただくなら、三井塾ではお子さまの学力に合わせて最適な教材を組み合わせております。
オリジナル教材だけでなく、市販の教材なども組み合わせることでお子さまの学力にベストマッチの学習を行うことが可能です。
受験勉強の開始時期が他のお子さまよりも遅れていると感じておられる方や、個別指導を希望される方には、そのほうがより効果的な学習になると私は考えておりますが、これをご覧のお父さん・お母さんはいかがお感じになられますか?
ちなみに、大手集団塾や中学受験専門塾では、その塾のオリジナルテキストのみで授業が行われます。
もしかしたら、ここまでお伝えした内容でかなりビックリされた方もおられるかもしれません。
なぜなら、実際に保護者さまとお話をさせていただくと、私どものような個人塾のほとんどが大手塾のフォローだと思われている方が少なくないからです。
そのため、実際に当塾にお問い合わせくださる保護者さまに「三井塾だけで受験をして合格しているお子さまがほとんどです」とお伝えすると、大変驚かれていらっしゃいます。
家では勉強しないんです
三井塾で勉強すれば、受験にも間に合いそうな気がしてきました。でも、やっぱり家でも勉強しないといけないですよね?(まわりより勉強が遅れているのだし…)
ウチのコ、家じゃ勉強やらないんですよ…。受験するっていうのに、家で遊んでいる姿ばっかり見ると親としてはイラつくし、不安にもなります…。
はい、とりわけ(先ほどもお伝えしました)6年間の教科書の内容をすべて終わらせる際には「通い放題コース」をご利用ください。
月曜〜金曜は、当塾に来てもらって勉強をしていただき、週末はお家で宿題だけやるようにしてください。
当塾には、受験するしないに関わらず「通い放題コース」を利用して、週4〜5日塾に来て勉強している小学生の生徒がかなりいます。
実は、通い放題コースをご利用いただく一番のメリットは「親子ゲンカが減ること」です。
私の長年の観察では、親子関係が悪くなると成績が伸びない傾向があります。
ですので、親子ゲンカが減ることは志望校合格においては、実はかなり重要なことなんですね。
そして、親子ゲンカを減らすために私どもも試行錯誤してまいりました。
その結果、親子ゲンカを減らすもっとも効果的な方法は、お子さまに塾に来ていただくことだと確信するに至りました。
「勉強しなさい」は言わないでください
「勉強は、塾にお任せすればいいのはわかったんですけど、じゃあ私は何やったらいいですか?」
このようにご質問くださる、お母さんは少なくありません(※お父さんは、あまりいらっしゃいません)。
そして、このようなご質問に対して、私は「お家で“勉強しなさい”は、言わないでいただけますか?」とお願いをしております。
もちろん「勉強しなさい」と言いたくなるお気持ちもわかります。
とりわけ、お母さんにおかれましては、お子さまがお腹に宿ったときからお子さまを守り育てる本能のようなものが強く芽生えておられるのだと思うんです。
ですので「勉強しなさい」は、お母さんのお子さまへの強い愛情だと、私は認識しております。
ただ、それが受験や親子関係によい効果をもたらすかどうか?は、吟味する必要があると私は感じております。
じゃあ、私は何をすればいいですか?
「わかりました、それは耐えます(苦笑)。じゃあ、他に何をしたらいいですか?」
ぜひ、2つのことをお願いしたいと思います。
ひとつは、塾から帰ってきたお子さまに「おつかれさま」と声をかけてあげてください。
もうひとつは、お子さまの好きなごはんを食卓に並べてあげてください。
塾でがんばって勉強してきたお子さまを、褒めてあげて欲しいんですね。
ただ、褒め慣れていない親御さんも多いと感じております。
そこで「おつかれさま」と、お子さまに声をかけてあげていただくようお願いしております。
このひと言が、十分にお子さまをねぎらい褒める言葉なんですね。
NGワードにご注意ください
逆に、勉強のことには一切触れないであげてください。
また、つぎのような声かけもお勧めできません。
- 今日どうだった?
- テストどうだった?
- 塾で何やった? etc
これらの質問は、お子さまとしては非常に答えにくいんですね。
もちろん、保護者さまが(無意識にも)お子さまから充実した言葉を聞きたくなるお気持ちも理解できます。
ですが、結果として家に帰ってくるなり保護者さまの第一声で上記のようなご質問だと、お子さまには(ズバリ表現すると)ウザがられます。
保護者さまとしては、お子さまと会話をしているつもりでいらっしゃるのですが、お子さまにとってはそれは会話というよりは“責められている”と感じることが多いようなんですね。
そうなると、お子さまはお父さん・お母さんと話したがらなくなってしまいます。
「学校のこととか、何も話してくれないんです」
率直に申し上げますと、保護者さまのお子さまへの“詰問(相手を責めて厳しく問いただすこと)”が積み重なったことが原因であるケースが多いと私は感じております。
そこで、保護者さまがお子さまとの会話を希望されるなら、お子さまが答えやすいことを聞いてあげてください。
例えば「わからない問題があったときに、質問できた?」や、「今日は、先生どんな話してた?」といった聞き方などは答えやすいかと思います。
お子さまの承認欲求は満たされます
また、お子さまが好きな食べ物を食卓に並べてあげることは、お子さまの承認欲求を満たすことにもつながります。
ちなみに、このときのポイントは「だまって出してあげる」です。
つい弾みで「〜〜(お子さまのお名前)が好きな〜〜作ったよ」といったことを言いたくなるのですが、それが押しつけになってしまうことがあります。
何も言わずに出してあげるだけでも、お子さまは十分に満たされねぎらわれていることを感じています。
ですので、ご主人の好きなものばかりではなく、お子さんが好きなものも作ってあげてください。
最後に、三井塾をのぞいてみませんか?
最後までお付き合いくださいまして、感謝いたします。
お子さまの私立中学合格を、応援しております。
そして、このページをご覧になって当塾にご興味をお持ちくださった方は、一度、体験授業をお試しいただければと思います。
当塾が、お子さまの受験勉強を最適にサポートできるかどうか?を実際の授業を通じてご判断いただければ幸いです。
また、体験授業の前後には保護者さまとの面談もさせていただいております。
そこでは、より個別・具体的なご相談にもお答えできるかと思います。
当塾での体験授業が、お子さまの志望校合格に向けての着実な前進をもたらすことをお約束いたします。
お子さまと一緒に勉強できますことを、楽しみにしております。
それでは。