銀座中学にお子さまがお通いで、学習塾をお探しの保護者さまへ

お子さまが、銀座中学に通っておられる保護者の方から、こんなお困りの声を耳にすることがありました。

  • テストの結果がよくなかった…、ここでなんとかしないと次のテストはもっと悲惨なことになるんじゃない!?
  • (テスト結果を見て)今まで塾に行かせてなかったけど、そろそろ行かせたほうがいいのかな? etc

もし、これをご覧の保護者さまも同じような悩みをお持ちでしたら、2,3分ほどお時間を取っていただいて、これからお伝えすることをご覧になってみてください。

ご覧いただくだけでも、お子さまの成績アップのヒントをつかんでいただけると思います。

なぜ、お子さまはテストで点数が取れないのでしょうか?

私どもの長年の観察では、お子さまがテストで点数が伸び悩むのは保護者さま、お子さまの双方が勉強について“勘違い”しておられることが原因です。

誤解を怖れずに申し上げますと、保護者さまにおかれましては大きく分けて2つの勘違いをお持ちでいらっしゃいます。

勘違い その①:まずは一人でやらせてみよう

「中学生だし、まずは一人でやらせてみよう」

自立を目的として、勉強に関してもお子さまの言動を尊重したいとお考えの保護者さまは少なくありません。

私どもといたしましても、生徒たちが自立的に勉強ができるよう学習指導を行なっております。

しかしこの場合、お子さまは誰からも「勉強法」について教わることができなくなってしまいます。

学校は、勉強は教えてもらえますが「勉強法」は教えてもらえません。

それは例えるなら、ラケットの振り方もルールも知らないのにテニスの試合にお子さまの出場させるようなものです。

これでは好成績はおろか、まともにプレーすることすら難しいのではないでしょうか?

勘違い その②:学校の授業を聞いていれば大丈夫じゃないか?

ひとつ目の勘違いとも重なるのですが、学校は勉強は教えてくれますが「勉強のやり方」を教えてくれるわけではありません。

ちなみに、筆者(学習塾塾長)は、自塾で生徒たちに「勉強のやり方」を指導しております。

そして、その一例が以下になります。

  • 問題集の解き方
  • ノートの取り方
  • 2回目の復習のタイミング
  • 3回目の復習のタイミング
  • 単語など暗記系の記憶法 etc

こういったことを身につけると、お子さまは自分で勉強することができるようになります。

そして、学校の授業で教わったことが学力として定着するようになります。

事実、これまで2,000人以上の生徒たちが上記の方法を実践し、成績アップを実現いたしました。

以上のことから私は、テストの点数を伸ばすためには勉強のやり方を身につける必要があると考えています。

また、勉強のやり方を身につけていないために、だんだんと学校の授業がわからなくなってくる生徒は少なくありません。

そうすると、授業を聞いていても先生が何を言っているのか?がわからないので、テストの点数も伸び悩んでしまいます。

なぜ、そのようなことを私が知っているか?というと「授業がわからなくなってきた」とお困りの生徒・保護者の方が当塾に来られるからです。

そして、授業がわからない原因のほとんどが、勉強のやり方を身につけていないことに起因するものでした。

つまり、テストの点数が伸び悩んでおられるお子さまの場合、学校の授業を聞いているだけでは大丈夫にはならないんですね。

つぎに、お子さまにおかれましても、以下の2つの勘違いをしておられることが少なくありません。

お子さまの勘違い その①:提出物を終わらせる=勉強

ご存知のとおり、銀座中学にかぎらず中学校の成績は定期テストの点数に加えて提出物も加味されます。

すると、提出物を終わらせることがテスト勉強だと思いこんでいるお子さまがいらっしゃいます。

そこで私は、自塾の生徒にはつぎのように話しています。

「宿題や提出物は終わらせただけでは、勉強にカウントしません。提出物をひととおりやって間違ったところがあったら、必ずそれを解き直して正解できるようになること。そして“なぜ、その答えになるのか?”を説明できるようになったら“勉強した”ことになるんだよ」

ただ提出物をやるだけで、間違った箇所をほったらかしにしていてはたとえ提出物を完了したとしても、学力の向上は期待できません。

また、間違ったところをほったらかしにした状態で提出していれば、いい評価はもらえませんし、それは内申点に反映されます。

ですので、間違ったところを解き直して正解した状態で提出するのが望ましいでしょう。

ちなみにこのとき、間違ったところを消さずにそのまわりの余白に解き直したり、解き直して正解したときには違う色ペンで丸をつけるなどの工夫はお勧めです(主体的な取り組み方を評価してもらえます)。

さらには「なぜ、その答えになるのか?」まで理解ができていれば、似たような別の問題や応用問題も解けるようになります。

お子さまの勘違い その②:テストになれば、普段より実力が発揮できると思っている

残念ですが、ありえません。

例えば、当塾での小テストでのことです。

解答の字が汚いことを指摘すると「(学校の)テストのときはちゃんと書きます」と言ったり、ケアレスミスで間違った箇所を指摘すると「本番では、ちゃんとやります」といった返答が多いんですね。

しかし、人間は“習慣の動物”なので、普段の取り組みがテストにも表れます。

実際に、これまで字の汚さを指摘した生徒が、結局テストでも字が汚かったケースは数え切れません(苦笑)。

また、字を汚く書く生徒(落ち着いて丁寧に書けば、本当はキレイに書ける)は、自分の字を読み間違える傾向が高いんですね。

そのため、単位や、ピリオド、クエスチョンなどを書き忘れがちです。

こういった“もったいない”ケースには、私はつぎのように生徒に話します。

「練習でできなくて本番でできるんだとしたら、スポーツ選手ってあんなに練習しないんだよね。羽生選手なんかも、あんなに練習でグルグル回って練習してても本番で転ぶじゃん?だからね、テストでは普段の2割引いた状態が実力だと考えておくといいよ」

このように伝えると、生徒は字をキレイに書きはじめます。

しかし、時間経つとまた元に戻ることもありますので、その場合には上記とは別の例え話もして理解を促しています。

ちなみに、テストの点数が上がりはじめると字もきれいに書くようになります。

参考:内申点アップも字をキレイに書くことから

また、高校受験を考えますと内申点にも着目せざるを得ませんよね。

そこで申し上げますと、内申点はテスト以外も見られています。

一例を挙げるなら、先ほども触れました小テストの点数および字のキレイさなども見られています。

なぜなら、2020年から実施された新学習指導要領で、上記のような“点数以外の観点別評価”をするようになったからです。

また(大きな声では言えませんが)、やはり先生も人間ですので印象の悪い生徒にいい成績はあまりつけません。

先生の立場で考えますと、先生は一度にたくさんの生徒を評価しています。

そのとき、字が汚いと先生としては見づらいし、しんどいですよね。

意外とこういった点が、内申点に影響していると私は思います。

自分を大切にできる人に成長してほしい

ちなみに、字をキレイに書かないお子さまは、まず自分の名前を汚く書いています。

言ってみればそれは、自分のことをどうでもいいと扱っているようなものです。

(たとえ無意識であっても)自分のことをどうでもいいと思っているのなら、テストもどうでもいい点数になってしまいます。

私は、テストの点数以上に、私は自分を大切にできる人に成長してほしいと思っています。

なぜなら、自分を大切にできる人はまわりの人たちも大切できるからです。

そういった思いから、私は自塾の生徒たちには字の書き方についても細かく指導しております。

「平均取れればいい」では平均点は取れない

先ほど「テストで発揮できる実力は、普段の2割引き」とお伝えしました。

それに関連して、こんな話も生徒によくしているなということを思い出しました。

「(テストで)平均点を取れればいい」と思っている生徒が意外と多いんですね。

ですが、この考え方はとりわけ受験生には危険なので、つぎのように伝えることがあります。

「平均点をめざしたら平均点を取れないよ。だって、テストでの実力は普段の2割引だから。平均より上をめざす勉強をしてやっと平均点取れるぐらいなんだよ。だから、〜〜高校に行ければいいやと思っていたらそこには行けないよ」

以上のような勘違いや思い込みが、お子さまの点数および成績アップを阻害していることが少なくありません。

しかし逆を言えば、勘違いに気づくことで正しい勉強ができるようになります。

保護者さまは、勉強にタッチされないほうが点数が伸びます

上記に加えて、実は「親子関係がよくなると点数が伸びる」ということもお伝えさせていただきたいと思います。

そして、どうすれば親子関係がよくなるか?というと、保護者さまがお子さまの勉強にあまり干渉しないことです。

なぜなら、親子関係が悪くなる一番の原因は勉強に関することだからです。

そのため、私どもは自塾の生徒の保護者さまに対してはつぎのようにお伝えをしております。

「塾では、勉強に関することを全般的にいたします。ですので、保護者さまは勉強にタッチしていただかなくて構いません。その代わり、ご家庭ではお子さまの体調管理とスマホやゲームの制限をお願いいたします」

別の言い方すれば、お子さまが勉強をせずにスマホをずっと見ていたり、ゲームばかりしているときに親子喧嘩が勃発し、険悪なムードになってしまうんですね。

ですので、この状況を回避することで親子関係がよくなり、結果として成績も伸びる傾向があるんです。

親子で話し合い、ルールを決めましょう

スマホやゲームの制限は、ご家庭ごとにお決めいただければいいと思います。

ただし、お父さんとお母さんで制限ルールを統一しておかれることをお勧めいたします。

ときどき、お父さんとお母さんでルールが違っていて、それがまた新たな揉める原因になってしまうことがあります。

そこで「〜〜家のルール」として定めるようにしてください。

また、ルールは必ず親子で話し合って決めてください。

一方的にルールを押し付けてしまうと、お子さまは反発し、親子関係を悪化させかねません。

そして、ルールを決める際に、併せてルールを破ったときの“ペナルティ”も決めておいてください。

ペナルティを決めておかないと、ルールを破ったときに感情的になってスマホやゲームを取り上げてしまうことがあるんですね。

これも、ルールの押し付けになってしまいかねませんので避けたいところです。

法律にも、破ったときの罰則が定められています。

そして、あらかじめペナルティを定めておくほうが、保護者さまとお子さまお互いがフェアな関係を築くことができます。

その結果、お互いにとってストレスのない生活が送りやすくなります。

親子関係におけるポイントまとめ

保護者さまにおかれまして、できるかぎり勉強に関して口出しなさることはお控えください。

とりわけ思春期のお子さまにとっては、逆効果にしかなりません。

スマホやゲームについては、明確なルールを定めてください。

親子が揉める原因のほとんどが、スマホ(またはゲーム)と勉強のことです。

とはいえ、お子さまには“決められたルール”の中でスマホやゲームをさせてあげてください。

そうすることで、保護者さまはイライラせず、またお子さまは怒られなくて済みます。

これらができるだけでも、かなり親子関係がよくなります。

そしてその結果、お子さまは自発的に勉強に取り組みはじめ、点数も伸びるようになります。

ちなみに、昔は“スマホ”が“ファミコン”だっただけで、親子が揉める原因はつねに不変的だなと感じますね(苦笑)。

塾をご検討の保護者さまへ

ここまでお伝えしますと、お子さまの点数アップに塾のサポートが必要だとお感じになられた保護者さまもおられるかもしれません。

そこで、私どもの経験から塾をご検討の保護者さまに以下をお伝えさせてください。

多くの保護者さまが、塾をご検討になられたとき「苦手教科をなんとかしたい」とお考えになられています。

そして、苦手克服の先には受験を見据えておられると思うんですね。

それを踏まえますと、多くのお子さまがいずれかのタイミングで全教科的な点数の底上げが必要になります。

すでにご理解いただいているとおり、受験は総合点(内申点も含む)で合否が決定します。

そのため、全教科の配分を考えて総合点を上げなければ志望校に合格することができません。

ですので、塾をご検討になられるのでしたら5教科を教えてもられる学習塾をお選びになることをお勧めいたします。

参考:当塾での指導について

当塾は、5教科を個別で指導しております(受講科目は、お選びいただけます)。

当塾では、テストの3週間前からテストの対策授業を行い、2週間前からは希望する生徒は毎日塾に来て勉強することができます(別途有料)。

このとき、普段5教科受講していない生徒も、5教科の対策ができるようにしております。

また、すべての生徒の“全教科”の提出物チェックを行なっております。

提出物チェックでは、提出期日までにすべて正解し、かつ説明ができる状態まで仕上げてもらっています。

そのため、結果的にすべての生徒が5教科の対策をしていることになります。

6時間をあっという間と言う生徒たち

さらに、テスト直前の日曜日には、塾に来て6時間勉強する「缶詰講座」を開講しています。

こちらは、中央区の中学校のテスト前に開講しており、参加は任意で別途有料です。

「6時間も、カンヅメで勉強って大変そう?」と思われたかもしれません。

実際に、はじめて参加する生徒などは「日曜日に6時間も勉強なんてイヤー!」「6時間も塾にいられるかな?」と言っています。

しかし、参加してみると全員「あっという間」と言うんですね。

そして、次回以降の缶詰講座も参加するようになります。

そのように、生徒がこぞって参加する理由は缶詰講座の学習システムおよびカリキュラムと受講タイミングにあります。

缶詰講座では、テストで出題されるポイントに絞った勉強を行います。

また、授業は「ポモドーロ勉強法」と言って、25分勉強やって5分休憩するというパターンをくり返します。

人間の集中力が持続可能な25分ごとに休憩をはさむことで、長時間、集中して勉強することができるんです。

ですので、タイマーで測って25分経ったら、勉強の途中だろうがなんだろうが休憩していますね。

そのような勉強を行うと、生徒たちはみんな「あっという間」だと感じています。

実は、生徒たちは、自分がテスト直前の日曜日にお家にいたらダラダラしてしまうことをわかっているんですね。

そこで、缶詰講座で集中して長時間勉強し、大きな達成感を味わうことを求めているのだと思います。

そして、やはりそれがテストの点数にも現れます。

だから毎回、缶詰講座に参加してくれているのだと思うんですね。

当塾をのぞいてみませんか?

さて、最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。

こちらのページの情報が、お子さまが楽しい学校生活が送れるための一助になれれば幸いです。

また、保護者さまにおかれましても、安心してお子さまを見守り、日々のお仕事や家事にご専念いただけるようになることを願っております。

そしてそのうえで、お子さまに合った学習塾をお探しになられるのでしたら、まずはお子さまに「三井塾の無料体験授業に行ってみない?勉強のやり方とかを教えてもらえるらしいよ」と声をかけてみていただけないでしょうか。

どの塾をお選びになるにせよ、いきなり入塾するよりは塾をのぞきにくるぐらいの気軽な気持ちで授業を体験できたほうが、お子さまも行動しやすいと思うんですね。

当塾の体験授業では、お子さまに合った学習法や学習計画などをお伝えさせていただきます。

また、生徒・保護者さまがお持ちのご質問などにお応えもいたします。

体験授業のお申し込み、または当塾についてのお問い合わせはお電話、ホームページ、LINEから承っております。

一緒に勉強できますことを、楽しみにしております。

最後まで、お付き合いくださいまして感謝いたします。

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